OM Solor House
株式会社 戸田建設
帯広市依田町には、戦中、戦後にかけて旧陸軍の高級将校が住んだ官舎跡がその姿をとどめている建物があります。この建物の敷地にも、官舎が建っていました。施主は、その家で幼いころから育ち、その建物が気に入っていました。ですから、建て直すことを決めたときも、なるべく当時の間取りのままで建て直すことを希望されました。また、玄関前の屋根についた三角の屋根の形状もそのままに造ってほしいとのご要望がありました。間取りをひと回り大きくし、屋根の勾配を緩やかにすることで、落ちついた建物にしながらも、日当たりの良い南側には、大きな窓を設けました。
歴史ある建物の平面を生かしながらも、落ちついた外観にすることで、現代の平和な時代を表現し、この歴史ある旧建物に敬意をはらいました。
2008.10